ECって本当に地道な努力が必要だなと思う。
簡単に売れる裏技?
僕は3年間美健EC業界で色々な方を見て来ました。
- マイナス○○kg!!のような過激なLP(ランディングページ)を作る。
- リストを購入しスパムメルマガぶつけまくる。
というある種の裏技で、
爆発的な売上げを得てる企業がたくさんいました。
(言うても月商1億円とかですけど。)
でも、「コンプライアンスの強化」「ユーザーの成熟」などが
要因で全然売れなくなって来てるんですね。
グレーゾーンの販売手法が消えたということですね。
(当たり前の世界になっただけですけど。)
本来のEC店舗の売上げアップの施策としては、
- 商品点数を増やす。 (来客の間口を広げる)
- 転換率を高める。 (集客を如何に購入に繋げるか。)
- おもてなし度の向上。(リピーターを作る)
- 戦略的広告投資。 (狙いを持って広告投下する。)
この4点が当たり前のように言われます。
ただ、それぞれ全然簡単じゃない。
商品点数を増やすには在庫リスクを増やす決断が必要。
商品点数増やせば管理リソースが大きく発生するし。
梱包とかすんごい面倒くさいし。
転換率を上げるためにはページの更新等の手間がかかる。
おもてなし度の向上は手間と時間がかかる。
広告なんてまずお金がかかる。
あと数百万円レベルのお店に10人とか担当させられないし、
そもそも、運営する人を雇うこと自体難しい。
(イチから教育しないといけないし。人でが足りていない。)
でも食って行くにはやらなきゃいけないから
地道な努力が必要になってくる。
だってリクルートでさえポンパレの進化が地道。
リクルートライフスタイル 「ポンパレ」初年度の〝泣き笑い〟 - 通販新聞
だけどEC業界ってそんなもんなんだな、
と良い意味で受け取れられれば楽しくなって来る。
お客様から注文を受けて、
梱包をして、
問い合わせに真摯に対応をして、
サイトを更新して、
利益上がったらちょっと広告掛けてみて、
それぞれに一喜一憂してると
本当に商売してるんだなと思う。
ECってネットのサービスと思いがちだけど、
リアルに対面してるだけか、そうじゃないかの違いしかない。
本当に楽しいと思うし、
だからこそもっと日本のEC化率が上がればいいと思ってる。
(現状は約7%ほど。)
Yahoo!ショッピングやLINEのおかげで
CtoCビジネスもやりやすくなってきてると思うし。
LINEモール、手数料を無料にした件について - LICK-ART
インターネットの恩恵は個人と中小企業がもっと受けるべき。
だからEC化率がもっと伸びればより世の中は楽しくなると思う。
競合増えるけど市場の底上げになるから、
みんな切磋琢磨しあって頑張れば良いと思う。
地方の名産品もアマチュアのデザイナーの作品も、
技術者の開発した微妙な商品とかも全て。
ネット上で売れたらみんなハッピーになれる気がするよ。
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