LICK-ART

ネット通販と読んだ本、人生のこと。

ミヒャエルゾーヴァ

最近ハマり中の画家。

 

異世界のようなタッチとキャラクターを創り出す。

個人的にすごく好きな画家です。

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絵本の挿絵っぽい感じですね。

線がはっきりしてるから見やすいですし、

直接感性に訴えかけられる感じが好きです。

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何かメタファーがあるのではないかと

背景を考えずにはいられない感じです。

 

何故カタツムリが町を闊歩してるのでしょうか?

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なぜこの女性は顔がほとんどないのでしょうか?

ゾーヴァにとって人間って余り関心の対象でなかったり、

人がそもそも好きではなかったり、少し一般からかけ離れた

感覚を持つ人の表現を見るのは凄く楽しいです。

 

でも、一番はまってるのはこの絵画。

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群れを成した魚を人間に例えているのでしょうか?

醜い部類の魚のヒレを身にまとい陰鬱なトンマナで仕上がっています。

人間はもともと醜くて群れを成さないと生きていけない。

そんな暗喩が含まれている気がします。

 

その中でも一人だけこっちを向いています。

色々なメッセージを勝手に想像して楽しいです。

 

ミヒャエル・ゾーヴァの世界